正社員を辞めてパートで在宅ワークになって、3ヶ月が経ちました。まだ3ヶ月。でも、3ヶ月でわかることがたくさんありました。
毎日が変わった。子どもへの接し方が変わった。家計も変わった。
「転職してよかった?」と聞かれたら、迷わず「はい」と答えます。
ただ、覚悟しておいたほうがいいこともあります。
転職してから3ヶ月で気づいた家計と生活の変化をまとめました。
転職して変わったこと:家計編
月収は4万円減った。でも、想像していたほど苦しくはなかった
正社員のときの月収は18万円。在宅パートに転職して14万円になりました。数字だけ見ると、月4万円ダウン。転職前は、この「4万円減」が本当に怖かったです。
でも実際に生活してみると、手取りベースの差は思っていたより小さく感じました。
もちろん収入が減った事実は変わりません。ただ、働き方が変わったことで、自然と減った支出もあったんです。
収入ダウンのリアルな影響については、FP1級の視点で手取りベースまで試算したこちらの記事で詳しくまとめています。
在宅勤務になって、減った支出もあった
在宅ワークになってから、「気づいたら使わなくなっていたお金」が意外とありました。
たとえば、
- ガソリン代・駐車場代→通勤がなくなり、ほぼゼロに
- コンビニ・外食代→家でお昼を食べられるようになった
- 被服費→「会社用の服」をほとんど買わなくなった
特に大きかったのは、「通勤のために使っていたお金」が減ったこと。正社員時代は毎日バタバタで、「今日はもう冷凍パスタでいいや…」みたいな日も多かったんです。でも今は、家で簡単にご飯を作れる。時間にも気持ちにも、少し余白ができました。
だから実感としては、「月収は減った。でも生活が極端に苦しくなったわけではない」という感じです。
ただ、将来への不安が消えたわけではない
ここは正直に書きたい部分です。
転職して3ヶ月。今の生活にはかなり満足しています。でも、「この先もずっと安心」とは、まだ言い切れません。
たとえば、
- ボーナスがなくなった(正社員時代は年2回ありました)
- 昇給ペースが読めない
- 将来の年金額は下がる
こういう「長期的な不安」は、やっぱりあります。3ヶ月だと、まだ見えていない部分も多いんですよね。
「今は心に余裕ができた。でも10年後はどうなんだろう」そんなふうに考える日もあります。
それでも私は、転職してよかったと思っています。以前は、毎日時間に追われて、気持ちにも余裕がありませんでした。今は子どもの話をちゃんと聞けるし、「早く寝なきゃ」と焦る時間も減りました。収入だけで見れば、正社員時代のほうが良かったかもしれません。でも、「今の自分と家族に合う働き方」を選べたことは、本当に大きかったと感じています。
転職して変わったこと:毎日編
朝の空気が、まるで変わった
転職して一番変わったのは、「朝」です。正社員のころは、とにかく毎朝が戦いでした。
子どもを起こして、ご飯を食べさせて、着替えさせて、保育園の準備をして——。自分の支度はいつも後回し。「早く!」「靴履いて!」「もう時間ないよ!」毎朝そんな感じで、保育園に預けた時点ですでにヘトヘトでした。しかも職場には、「就業時間の2分前に滑り込む」みたいな日も多くて。朝だけで1日の体力をかなり使っていたと思います。
今は通勤がなくなって、朝の流れが本当に変わりました。子どもと一緒にゆっくり朝ごはんを食べて、少しぐずっても「大丈夫だよ」と思える。以前みたいに、時計を見ながらピリピリする時間が減りました。
朝の余裕って、その日1日の気持ちに直結するんだな…と実感しています。
「早くして!」を言う回数が、本当に減った
これ、自分でも驚いています。
正社員のころは、1日に何回「早くして!」って言っていたんだろう…と思うくらい、毎日急かしていました。もちろん子どもが悪いわけじゃないんです。でも、時間に追われていると、どうしても余裕がなくなる。靴を履くのが遅いだけで焦るし、ちょっとぐずられるだけでイライラしてしまう。
今は在宅になって、あの「常に急いでいる感覚」がかなり減りました。だからなのか、子どものペースを受け止められる日が増えた気がします。
「まあいっか」「あと5分くらい大丈夫か」
そう思えるだけで、家の空気って本当に変わるんですよね。
家事が「週末に爆発しなくなった」
以前の私は、平日の家事を「最低限で生き延びるモード」で回していました。洗濯物はとりあえず回す。部屋は散らかる。夕飯はなんとか作る。そして土日に一気にリセット。でもそれって、休日なのに全然休めないんですよね。
今は在宅勤務になって、お昼休みに洗濯物を干したり、夕飯の下ごしらえを少ししたりできるようになりました。「平日にちょっと進めておける」それだけで、週末の負担がかなり違います。
最近は、土日に「家事を片付ける日」じゃなくて、「子どもと遊ぶ日」にできることが増えました。これは想像以上に大きかったです。
在宅のほうが、私は集中できている
在宅勤務って、「集中できない」「オンオフの切り替えが難しい」と言われることが多いですよね。でも、私の場合は逆でした。
オフィスにいた頃は、急な来客対応、話しかけられて作業中断、電話対応、周囲の雑音など、意外と集中が途切れることが多かったんです。在宅だと、自分のペースで黙々と進められる。「あ、今めちゃくちゃ集中できてるな」と感じる時間が増えました。
ただその分、一人で仕事をする時間は長くなります。雑談もないし、ちょっとした相談もしづらい。だから意識してコミュニケーションを取らないと、孤独になりやすいなとも感じています。
在宅勤務って、「楽」だけではないんですよね。でも今の私は、通勤で消耗していた頃より、心にも体にも余白を持って働けています。
転職して気づいた「覚悟しておいてよかったこと」
「自由」だけじゃなかった。在宅ならではの孤独感もある
在宅勤務になって最初に感じたのは、解放感でした。通勤しなくていい。朝ギリギリで飛び出さなくていい。会社の人間関係で気を張り続けなくていい。「こんなにラクなんだ…!」と思いました。
でも、2ヶ月くらい経った頃から、少しずつ別の感情も出てきました。なんとなく、孤独なんです。
会社に行けば自然にあった、「おはようございます」「それ大変でしたね」「この前の件どうでした?」そんな何気ない会話が、在宅だとほとんどありません。仕事はチャット中心。必要な会話はするけれど、「人と働いている感覚」は薄くなります。だから時々、「この対応で大丈夫だったかな」「私、ちゃんと役に立ててるかな」と不安になることもあります。
特に、ひとりで抱え込みやすいタイプの人は注意が必要かもしれません。私は意識して、ミーティングの前後に少し雑談したり、チャットでもやわらかいコミュニケーションを取るようにしています。
在宅ワークって、「家で働ける」だけじゃなくて、「自分からつながりを作る力」も必要なんだなと感じています。
「この先の収入」は、やっぱり不安になる
今の働き方には満足しています。でも、「将来のお金のことをまったく不安に感じないか」と言われたら、正直それは違います。
パート勤務なので、やっぱり正社員より収入は低いです。今はまだ子どもが小さいから、「時間の余裕」を優先したかった。それは転職前から、自分の中でかなり考えて決めました。だから後悔はしていません。
でも一方で、「このまま何年も働いたら、同世代との差は広がるんだろうな」と感じる瞬間もあります。ボーナス、昇給、退職金——。正社員時代には当たり前にあったものが、今はありません。
だからこそ、「今ラクだからこのままでいい」とは思っていなくて。
- もっと時給の高い仕事に挑戦する
- 在宅でもスキルアップできる働き方を探す
- 副業で収入源を増やす
そんなことも、少しずつ考えています。
ワーママって、「今」だけじゃなく、「数年後の家族」も考えながら選ばないといけないんですよね。だから転職って、単純に「楽そうだから」で決められるものじゃない。でも私は、「今しかない子どもとの時間」を優先したこの選択を、大切にしたいと思っています。
3ヶ月たって思うこと
まだ転職して3ヶ月。だから正直、「この転職は100%成功でした!」と言い切れるほど、未来が見えているわけではありません。
これから先、収入はどうなるのか、この働き方を続けられるのか、将来的に後悔しないか——わからないことは、まだたくさんあります。それでも今の私は、「転職してよかった」と感じています。
一番変わったのは、「余裕」だった
転職して一番大きかったのは、時間と気持ちに余裕ができたことです。
以前は毎日、「早くしなきゃ」「間に合わない」「今日も疲れた」そんなふうに、常に何かに追われていました。仕事が終わって帰宅した頃には、もう体力も気力もほとんど残っていなくて。子どもに優しくしたいのに、できない。夫にイライラしてしまう。寝顔を見ながら反省する。そんな日もたくさんありました。
今は、もちろん忙しい日はあります。在宅ワークだからラク、というわけでもありません。でも、「ギリギリで回している感覚」はかなり減りました。
余裕があると、子どもの話をちゃんと聞ける。ちょっと失敗しても怒鳴らずに済む。家の空気も、以前よりやわらかくなった気がします。これは、実際に働き方を変えてみて初めてわかったことでした。
「収入が下がること」だけで決めなくていいと思った
転職前の私は、とにかく収入が下がるのが怖かったです。「4万円減ったら生活できる?」「後悔しない?」「やっぱり正社員のほうが安心じゃない?」ずっとそんなことを考えていました。
でも実際に転職してみると、思っていたより生活への影響は小さかったです。もちろん収入は大事です。将来への不安がゼロになったわけでもありません。
ただ、私の場合は、体力を削って働くこと、毎日イライラしてしまうこと、子どもとの時間が減ること——そういう「見えないコスト」のほうが大きかったんですよね。
だから今は、「あの時、働き方を見直してよかった」と思っています。
転職を迷っているなら、「情報を知る」だけでも変わる
もし今、「転職したい気もするけど、怖くて動けない」そんなふうに悩んでいるなら、まずは転職エージェントに話を聞いてみるだけでもいいと思います。
実際に求人を見たり、話を聞いたりすると、「こんな働き方もあるんだ」「在宅って完全に無理じゃないんだ」と、選択肢が見えてきます。私も転職活動を始める前は、「今の働き方しかない」と思い込んでいました。でも実際は、知らないだけで選択肢って意外とあるんですよね。
正社員から在宅パートに転職した経緯はこちらでまとめています。
ワーママ向け転職エージェントまとめはこちらです。
また、半年後・1年後にリアルを書きます。
3ヶ月だから見えていること。逆に、3ヶ月じゃまだ見えていないこと。どちらもあると思っています。きっと半年後、1年後になれば、また違う悩みや気づきが出てくるはずです。
「在宅パートに転職したワーママのリアルって実際どうなの?」そんな疑問を持っている方の参考になるように、これからも良いことも不安も、できるだけ正直に書いていきたいと思います。





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