「貯金しなさい」親や周りからそう言われて育ってきた方もいるかもしれません。
ちまたでは「〇年で1,000万円貯めた方法」「1年で〇万円貯める方法」など、様々な貯金術があふれています。また、「〇歳までに〇万円貯金するべき」などの情報もあり、貯金をしていない方からすると煽られているような気持ちになり、焦ってしまう人もいるかもしれません。それでは、なぜこんなにも貯金が重要視されているのか、貯金って本当に必要なのか、お話したいと思います。
みんなが貯金をする理由
ではなぜこんなにも貯金が重要視されているのか。みんなはどのような理由で貯金をしているのでしょうか。私が思う貯金の理由をあげてみます。
- 旅行の資金
- 結婚資金
- 子供の教育資金
- 住宅資金
- 病気や災害への備え
- 老後の資金
上記から思うに、「将来のため」が貯金をする大きな理由ですね。中には特に目的はないけど何となく将来が不安だから貯金している、という方もいるかもしれません。
それでは、貯金をするメリットを見ていきましょう。
貯金をするメリット
1.将来の大きな出費に備えられる
子供の教育資金、住宅資金、老後資金は一生のうちにかかる大きな出費です。若い方や独身の方はピンと来ないかもしれません。しかし、大きな出費ということは長い時間をかけてコツコツと準備する必要があるということです。
これからの人生、何にどのくらいお金がかかるの?そう思った方はぜひ一度FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみることをおすすめします。ライフプランを作成することである程度の見通しがつき、お金への漠然とした不安がなくなります。
2.急な出費に備えられる
病気やケガなど、生きていればいつ何時起こるか分かりません。また、冠婚葬祭でご祝儀やご香典を渡す機会が重なることもあります。一人暮らしをしていて、急に家電が壊れてしまうこともあるかもしれません。そういった時に貯金が無いと生活費から出すことになります。生活費にとても余裕があれば別ですが、毎月ギリギリで生活していたら、突発的な出費は大変ですよね。
3.心の余裕が生まれる
今は元気にバリバリ働いてお金を稼いでいたとしても、いつ事故にあったり、ケガをするか分かりません。仕事自体に疑問をいだき、転職を考えることもあるかもしれません。そういった、急に稼げなくなった時でも貯金があれば「しばらくは生活できる」という精神的な余裕ができます。この「いざという時」に余裕があるのとないのとでは、生活していく上でかなりの差がありますね。
ここまで読んでみて「貯金始めてみようかな」という気持ちになってきましたか?では、ここで少しだけ「貯金をするデメリット」についてもお話します。
貯金をするデメリット
貯金をするメリットが分かったところで、デメリットについてもお話します。
それは、「いつ死ぬか分からない」ことです。
そりゃそうですよね。貯金をするということは、「今あるお金を自由に使えない」ということです。子供がいれば、亡くなったら子供に相続させることができるのであまりデメリットに感じないかもしれませんが、「まだ結婚してないし、子供もいない」という方にとってはデメリットに感じるのではないでしょうか。
まとめ:お金は使ってこそ意味がある
デメリットについてもお話させていただきました。将来に備えるために貯金をするメリットはたくさんありましたが、ひとつ言えることは「お金は使ってこそ意味がある」ということです。貯蓄額ばかりに気を取られるのではなく、時には自己投資してスキルを身に着けたり経験を積んだりすることに価値を置いたり、年に1度海外旅行に行く!などの趣味や思い出作りも大切です。お金にとらわれすぎず、お金を使って人生を豊かにしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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