転職活動を始めてみたものの、応募しても応募してもなかなか受からない。
「やっぱり子どもがいると難しいのかな…」「急なお迎えとか、残業できないことが不利なのかな…」
そんなふうに、検索ばかりしてしまう夜ってありませんか?
私もまったく同じでした。子どもを寝かしつけた後、静かになった部屋で求人サイトを開いて、気になる求人に応募して、祈るような気持ちで結果を待つ。でも返ってくるのは、お見送りのメールばかり。
頑張っているつもりなのに、結果が出ない。落ちるたびに、「社会から必要とされてないのかな」とまで思ってしまって、正直かなりしんどかったです。
実際、私は転職活動で100社以上応募しました。だからこそ、今ならわかるのは、「子持ちだから受からない」は、半分本当で、半分は違いました。
もちろん、子どもがいることで不利になる場面はあります。でも、私がなかなか受からなかった原因は、それだけではありませんでした。
この記事では、100社以上応募してやっと見えてきた、「なぜ受からなかったのか」、そして「何を変えたら少しずつ前に進めたのか」を、私の実体験をもとにまとめています。
今まさに転職活動がつらく感じているワーママに、少しでも届いたら嬉しいです。
「子持ちだから受からない」は本当か?
正直に言うと、子どもがいることが、転職で不利に働く場面はたしかにあります。
面接で直接「子持ちだから難しいです」と言われることはありません。でも、「急なお休みは大丈夫ですか?」「残業や対応時間はどのくらい可能ですか?」そんな質問をされるたびに、”遠回しに確認されているんだろうな…”と感じることは何度もありました。
私自身も、面接で子どものことを聞かれるたびに、「やっぱりワーママって不利なのかな」と落ち込んでいました。
でも、100社以上応募して、ようやくわかりました。”子持ちだから受からない”ではなかった。
実際、私は2回目の転職活動で内定をもらえました。子どもが急に大きくなったわけでも、環境が劇的に変わったわけでもありません。
変わったのは、転職活動のやり方でした。
子持ちだと厳しい求人はある
たとえば、
- 残業前提の働き方が当たり前の会社
- 少人数で回していて、急な休みに余裕がない職場
- フルリモート正社員など、応募が集中しやすい人気求人
こういう求人は、どうしても競争率が高くなります。企業側も「なるべく柔軟に働ける人」を求めるので、子育て中という条件が不利に働くことはあります。
でも今振り返ると、そういう会社に無理して入らなくてよかったとも思っています。もし受かっていたとしても、毎日「休んだら迷惑かも」と気を張り続けたり、子どもの体調不良のたびに肩身の狭い思いをしたり…きっと長くは続かなかったと思うからです。
実際は、「子持ち以外」の原因の方が大きかった
私が100社以上応募して感じたのは、不採用の理由って、実はもっといろいろあるということでした。
- 社風が合わなかった
- 条件が合わなかった
- 書類の伝え方が弱かった
- 受ける会社の方向性がズレていた
今思えば、改善できる部分もかなりありました。当時の私は、落ちるたびに「子どもがいるからだ」と思い込んで、自分を責めていました。
当時の状況についてはこちら30代ワーママが100社応募してわかった転職の現実で詳しく書いています。
でも、本当に必要だったのは、”自分を否定すること”じゃなくて、”やり方を見直すこと”でした。次の章では、私が実際に変えたことを、具体的にまとめます。
転職で受からない”本当の原因”を仕分けする
転職活動がうまくいかないと、どうしても「子どもがいるからだ…」って思ってしまいますよね。
でも、本当の原因はそこじゃない、と今なら言えます。”子持ちだから”で片づけてしまうと、本当に見直すべき部分が見えなくなってしまいます。
だからまずは、子育て中だから難しい部分と、自分のやり方を変えた方がいい部分を分けて考えることが、状況を変える第一歩でした。
求人選びが、そもそもかなり厳しかった
今振り返ると、1回目の転職活動での私は、かなり条件を絞りすぎていました。
探していたのは、正社員・フルリモート・事務職・年収ダウンなし、この条件を全部満たす求人。でも、こういう求人って、人気がものすごく高い。特にフルリモート正社員は、全国から応募が集まります。
そこに、地方在住・子育て中・時間制約ありのワーママが応募していたので、かなり狭き門でした。
実際、私は100社以上応募して、書類通過は5社ほど。当時は「全然受からない…」と落ち込んでいましたが、今思えば、”そもそも受かる難易度が高い求人ばかり受けていた”というのが大きかったと思います。
だからもし今、「全然受からない」と感じているなら、まず見直してほしいのが、”自分がどんな求人を選んでいるか”です。条件を少し広げるだけで、応募できる求人も、通過率も、かなり変わることがあります。
書類で”制約のある人”に見えていた
これも、後からかなり反省しました。
私は当時、「ちゃんと伝えなきゃ」という気持ちが強すぎて、時短希望・残業が難しい・子どものお迎えがある、みたいなことを、前面に出してしまっていたと思います。
もちろん、条件を隠す必要はありません。でも書類は本来、「私はこんな経験があります」「こういう形で貢献できます」を伝えるものですよね。
なのに当時の私は、”できないこと”ばかり説明してしまっていました。今思えば、「子育て中で制約がある人」として見られやすい書き方になっていたと思います。
書き方を少し変えて、どんな経験があるか・何ができるか・どう働けるか、を先にしっかり伝わるようにしました。
面接で”守り”に入りすぎていた
面接でも、かなり緊張していました。特に子どもの話になると、「迷惑をかけません」「急なお休みは最小限にします」「なるべく対応します」そんなふうに、”大丈夫です”を必死にアピールしていました。
でも今思うと、それって自分自身が、子どもがいることに引け目を感じているだけだったんですよね。
面接って本来、「私はこういう働き方で力を発揮できます」を伝える場所でもあると思っています。実際、どう働きたいか・どんな経験を活かせるか・どんな形なら長く働けるかを意識して話すようにしたら、面接の空気もかなり変わりました。
面接で「子どものこと」を聞かれたとき、私が意識したこと
私が特に不安だった質問への答え方を紹介します。
「急なお休みはどうされますか?」「残業は可能ですか?」
私はこの質問が本当に苦手でした。”ここで失敗したら落とされるかも”、そんな不安が強すぎて、必要以上に低姿勢になってしまっていました。
意識したのは、「迷惑をかけません」と必死に伝えることではなく、”どう工夫して働けるか”を具体的に伝えること。それだけで、面接の空気がかなり変わった感覚がありました。
「急なお休みはどうしますか?」と聞かれたとき
NGだった答え方
以前の私は、こんなふうに答えていました。「なるべく休まないように体調管理に気をつけます…」「迷惑をかけないよう頑張ります…」
でも今思うと、これってかなり曖昧なんですよね。面接官からすると、「結局、実際はどう対応するの?」が見えない状態。しかも、”頑張ります”ばかりだと、逆に無理している印象にもなってしまいます。
意識して変えた答え方
できるだけ”体制”を具体的に伝えるようにしました。
「子どもの体調不良時は、まず夫と協力して対応する形を取っています。状況に応じて分担しています。難しい場合は、近くに住む家族にサポートをお願いしています。」
「また、急なお休みが発生した場合でも業務に影響が出にくいよう、日頃から共有や引き継ぎを意識して働きたいと考えています。」
ポイントは、”気合い”ではなく、”仕組み”で答えること。誰と協力するのか・どう対応するのか・普段から何を意識しているのか、ここまで伝えると、「ちゃんと考えている人」という印象につながりやすいです。
「残業はできますか?」と聞かれたとき
NGだった答え方
以前は、「残業は難しくて…」「お迎えがあるので…」と、”できない理由”から話していました。もちろん事実ではあるのですが、最初にそこだけを伝えると、どうしても「制約」の印象が強く残ってしまうんですよね。
意識して変えた答え方
まずは”できること”を先に伝えるようにしました。
「基本的には定時退社を希望していますが、業務状況によって短時間であれば対応可能です。」
「保育園のお迎えの都合上、恒常的な残業は難しい状況ですが、できる限り調整しながら対応したいと考えています。」
「その分、日頃からスケジュール管理や優先順位を意識して、効率よく進められるよう心がけています。」
こんなふうに、どこまでなら対応できるか・そのために何を工夫しているか、をセットで伝えるようにしました。
大事なのは、「できない理由」だけで終わらせないこと
ワーママの転職って、どうしても”制約”に意識が向きやすいです。でも、実際に面接で見られているのは、”制約があるか”だけではなく、「その中で、どう働こうとしているか」なんだと思います。
だからこそ、”できないこと”を隠す必要はない。でも、それだけで終わらずに、どう工夫しているか・どう働きたいか・どう貢献できるかまで伝えることを、私はかなり意識するようになりました。
100社落ちた私が変えた3つのこと
2回目の転職活動では、約1ヶ月で内定をもらえました。1回目とは何が違ったのか、比較表で整理します。

変えた内容は、大きく3つです。
① 求人の条件を「正社員」から「パートも視野に」に広げた
これが一番大きかったです。
「絶対に正社員じゃないと」という思いを手放したら、応募できる求人の幅が一気に広がりました。実際、パートの在宅求人は、ワーママに理解がある会社も多くて、面接の空気感も全然違いました。
1回目のときに感じていた、「子どもがいるから厳しそう…」という感じが全然ありませんでした。
もちろん、正社員を目指すことが悪いわけではありません。でも一度、”今の自分にとって、本当に無理なく続けられる働き方は何だろう?”と考えてみると、転職活動が少しラクになるかもしれません。
② 使うサービスを変えた
1回目は、本当に必死でした。リクルートエージェント、マイナビ転職、Indeed…使えるサービスは全部登録して、条件にあう求人があればとにかく応募。でも今思うと、”数を打てば当たる”みたいな状態になっていました。
しかも、「地方在住・在宅希望・子育て中」という条件に合う求人は、実際かなり少なかったんです。
だから2回目は、Indeedで「在宅」「パート」に絞って検索する方法に変えました。すると、”自分に合わない求人”に時間を使わなくなりました。1社ずつちゃんと求人内容を読んで、企業HPを見て、「ここなら働けそう」と思える会社に応募できるようになりました。
転職活動って、焦るとどうしても”応募数”ばかり気になってしまいます。でも私の場合は、やみくもに応募するより、”自分に合う求人を見極める“方が、結果的にうまくいきました。
私が実際に使った求人サービスはこちらのワーママの転職に強いエージェント5選|子育てしながら働きやすい仕事を見つける方法で紹介しています。
③ 「子持ちだから厳しい」を手放した
これは実は一番大きかったかもしれません。
1回目の転職活動では、心のどこかでずっと、「どうせ子持ちだと不利だよね…」と思っていました。だから面接でも、迷惑をかけません・頑張ります・なるべく対応します、そんなふうに、”許してもらう”ような話し方になっていた気がします。
でも2回目は、「私は、自分に合う働き方を探している」という感覚に少し変わりました。すると不思議と、志望動機・面接での受け答え・話すときの空気感、全てが変わりました。
もちろん、子育て中の転職は簡単ではありません。でも、「子持ちだから無理」を前提にしてしまうと、自分自身がどんどん苦しくなってしまいます。だから私は、”子どもがいても働きやすい会社を探す“という視点に切り替えるようになりました。
実は、子育て経験は転職の武器になる
転職活動をしていた頃の私は、ずっと「子どもがいる=不利」だと思っていました。急なお休みもあるし、時間にも制約があるし、企業から見たらマイナスにしかならないんじゃないかと。
でも、実際に転職して働き始めてから、少しずつ考え方が変わりました。
今の職場では、最初は自分の担当業務だけをしていましたが、徐々に他部署の事務作業を手伝うことが増えていって、「これお願いしてもいい?」「あの人に頼むとまとめ方が上手いよね」と言ってもらえる場面が少しずつ増えました。その結果、シフトも増えて、任せてもらえる仕事も広がっていきました。
これって、子育てで身についたマルチタスク力や、優先順位をつける力が活きていると思っています。
子どもがいると、仕事・家事・育児を同時に回す必要があります。限られた時間の中で、「今なにを優先するか」をずっと考えながら動いている。これって実は、仕事でもかなり必要な力なんだと思います。
もちろん、子育て中だからこその制約はあります。でも一方で、段取り力・優先順位をつける力・臨機応変に動く力・限られた時間で進める力など、”働く力”も確実に鍛えられている。
だから今は、「子持ち=制約がある人」だけではなく、「子持ちだからこそ身についている強みもある」と思えるようになりました。
転職活動中って、どうしても”できないこと”ばかりに目が向いてしまいます。でも、本当はもうすでに、仕事で活かせる力をたくさん持っているママさんって多いと思うんです。
そんなこと言われてもよくわからない…という方は、育児スキルは転職の武器になる!ワーママが使える強みの見つけ方5ステップを参考にしてみてください。
立ち止まっている人・諦めかけている人へ
転職活動って、うまくいかなくなるほど、「もう何をどうすればいいのかわからない」状態になりますよね。
私も、落ち続けていた頃はそうでした。応募して、落ちて、また求人を探して、少し期待して応募して…また落ちる。その繰り返しで、気づけば「自分にはもう無理なのかも」と思うようになっていました。
でも今振り返ると、”自分がダメだった”のではなく、”戦う場所や条件が合っていなかった”だけなんだと思います。
もし今、10社以上落ちていて、立ち止まってしまっているなら、転職エージェントに書類を添削してもらったり、第三者の視点を入れるだけで、強みが伝わっていない・条件が厳しすぎる・求人選びがズレている、といった、自分では気づけない部分が見えてくることがあります。
転職活動って、思っている以上に一人で戦うのがしんどいものです。だから、プロの力を借りることも考えてみてください。
そしてもし今、「もう無理かもしれない」と思っているなら、まずは条件を一つだけ変えてみてください。
- 正社員 → パートも視野に入れる
- フルリモート → ハイブリッド勤務も見る
- 残業なし → 「月◯時間まで」に変える
少しの調整だけで、急に状況が変わることがあります。実際、私自身も、「正社員じゃなきゃ」を手放したことで、転職活動の流れが大きく変わりました。
だから、今のやり方でうまくいかなかったとしても、それはあなた自身がダメという意味ではありません。少し条件や探し方を変えた先に、「ここなら働けそう」と思える場所がきっと見つかります。
まとめ
「子持ちだから受からないのかな…」転職活動が長引くと、どうしてもそう思ってしまいますよね。
私も、落ち続けていた頃は、不採用メールを見るたびに「やっぱりワーママは厳しいのかな」と何度も落ち込んでいました。
もちろん、子育て中であることが不利に働く求人はあります。でも実際には、求人選び・条件設定・書類の伝え方・面接での受け答え、こういう部分を少し変えただけで、状況が大きく変わることもあります。
私自身、100社以上応募していた1回目の転職活動では、ほとんど結果が出ませんでした。でも、条件を少し見直す・求人の探し方を変える・「子持ちだから無理」という前提を手放す、そうして転職活動のやり方を変えてからは、約1ヶ月で内定をもらうことができました。
だから今、「もう無理かもしれない」と思っている方に伝えたいです。今うまくいっていないのは、”あなたに価値がないから”では決してありません。もしかしたら、今のやり方や条件が、少し合っていないだけかもしれない。
転職活動って、本当に消耗しますよね。子どもを寝かしつけた後、静かな部屋で求人サイトを見ながら、「なんで受からないんだろう」って、一人で落ち込む夜もあると思います。
でも、”受からない原因”が見えてくると、動き方は少しずつ変えられます。全部を一気に変えなくても大丈夫です。条件を一つ変えてみる。誰かに相談してみる。今まで見ていなかった求人を見てみる。その小さな変化が、次の一歩につながることもあります。
一人で抱え込みすぎず、少しずつ自分に合う働き方を探していきましょう。


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